昭和3年6月22日、東京市下谷区(現台東区)生まれ。昭和8年に初舞台を踏み、七歳で十世西川扇藏を襲名し、宗家を継承する。その後、一門の支えのもとで西川流の伝統技法の習得に務め、その表現力に磨きをかけた。古典作品の的確な表現に加えて、新作の振り付けやその上演でも実力を示し、その舞台成果は、平成11年に重要無形文化財保持者(人間国宝)の認定をはじめ、数々の賞を受賞し、高く評価されている。